よくある質問

 

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検査項目

回答番号:CI001

ご質問内容

BMIとは?

当院からの回答

「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」から算出される体格指数。BMIは、「体重と身長のバランス」と「病気のなりやすさ」の関係を統計的に分析してつくられたものです。BMIが「22」のとき、病気になる確率がもっとも低いということがわかっています。

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検査項目

回答番号:CI002

ご質問内容

標準体重とは?

当院からの回答

BMI 22を基準に「身長(m)×身長(m)×22」から算出した体重のこと

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検査項目

回答番号:CI003

ご質問内容

血圧とは?

当院からの回答

心臓が血液を送り出すときに血管に加わる圧力を血圧といいます。心臓が収縮して、血液を押し出すときを「収縮期血圧(最大血圧)」、心臓が拡張して血液が入り込んだときを「拡張期血圧(最小血圧)」といいます。血圧が高いときに疑われる病気としては、高血圧症、肥満、高脂血症、動脈硬化、腎臓や内分泌の病気などがあります。血圧が低いときには、本態性低血圧症、心不全、大出血などがあります。

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検査項目

回答番号:CI004

ご質問内容

白血球とは?

当院からの回答

白血球は、病原微生物に対して、体を防御する細胞です。細菌などの異物が体に侵入してくると、骨髄で盛んに作られ、血液中の白血球数が増えてきます。

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検査項目

回答番号:CI005

ご質問内容

赤血球とは?

当院からの回答

赤血球は骨髄でつくられ、体の細胞に酸素を渡し、二酸化炭素を受け取って肺まで運んでいます。赤血球数の増加の場合には、多血症と診断されます。また、赤血球数が減った状態が貧血で、酸素の運搬量が低下して、体内が酸欠状態になります。

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検査項目

回答番号:CI007

ご質問内容

ヘモグロビン(血色素量、Hb)とは?

当院からの回答

赤血球に含まれるたんぱく質の一種で、酸素を運ぶ中心的な役割を果たしています。貧血の有無や赤血球増加症を疑うときは、この検査で判断します。

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検査項目

回答番号:CI008

ご質問内容

ヘマトクリット(Ht)とは?

当院からの回答

一定量の血液中に含まれる赤血球の割合を調べる検査で、貧血や多血症の重症度がわかります。

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検査項目

回答番号:CI009

ご質問内容

血小板数(Plt)とは?

当院からの回答

血小板は、出血したときに血栓を作って血を止める働きをします。血小板数を測定することで、出血傾向の原因が量的なものなのか(血小板数の減少)、あるいは質的なものなのか(血小板数が正常でも働きが悪いのか)が推定できます。

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検査項目

回答番号:CI010

ご質問内容

赤血球恒数とは?

当院からの回答

貧血の原因、種類、性質を区別する手がかりが得られます。

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検査項目

回答番号:CI011

ご質問内容

平均赤血球血色素量(MCH)とは?

当院からの回答

赤血球の占める容積の平均値で、赤血球の大きさがわかります。

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検査項目

回答番号:CI012

ご質問内容

平均赤血球血色素濃度(MCHC)とは?

当院からの回答

個々の赤血球の容積に対するヘモグロビン量の割合を表わしたものです。

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検査項目

回答番号:CI013

ご質問内容

総蛋白(TP)とは?

当院からの回答

体にはいろんな種類の蛋白質が存在していて、それぞれ違う働きをしています。すべての蛋白質の量を測ることで、蛋白質の合成や使われ方に異常があるかどうかを調べます。もし、多ければ、どの蛋白質が増えているかを詳しく調べる検査に、少なければ、どこかで捨てられていないか、あるいは作られなくなっていないか、水分が多くないか(むくみ)などのより細かな検査に進みます。

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検査項目

回答番号:CI014

ご質問内容

GOTとは?

当院からの回答

肝臓病や心臓病などの有力な指標で、GPTとともに測定されます。上昇する場合には、肝障害(急性・慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝)、心疾患(急性心筋梗塞)、筋肉疾患、溶血性疾患などがあります。ビタミンB6の欠乏で低くなります。

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検査項目

回答番号:CI015

ご質問内容

GPTとは?

当院からの回答

肝臓病や胆道の病気の有力な指標で、GOTとともに測定されます。GOTよりも肝臓に特異的な指標です。上昇する場合には、肝障害(急性肝炎、アルコール性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝)、胆道疾患などがあります。ビタミンB6の欠乏で低くなります。

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検査項目

回答番号:CI016

ご質問内容

γ-GTPとは?

当院からの回答

肝・胆道系の病気の検査として使われ、とくにアルコール性肝障害や常習飲酒者および薬物性肝障害において上昇します。上昇する場合には、胆汁うっ滞時、肝障害(アルコール性、薬物性、脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変、肝癌)などがあります。飲酒で上昇します。

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検査項目

回答番号:CI017

ご質問内容

ALPとは?

当院からの回答

胆汁うっ滞性肝疾患と骨疾患における骨芽細胞の活動の指標です。上昇する場合には、肝疾患、胆道疾患、胆汁うっ滞時、骨疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患などがあります。乳幼児期と10~12歳頃は成人の3~4倍程度高く、妊娠後期にも高くなります。

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検査項目

回答番号:CI018

ご質問内容

LDHとは?

当院からの回答

体内の多くの組織に存在しますが、特に、心筋、肝臓、骨格筋、赤血球に多く含まれます。組織が破壊されると、LDHが流れ出て、血液中に増えてくるため、肝炎、肝癌、心筋梗塞などでは高値を示します。検査値は、日常的な運動や軽作業でも上昇しやすくなります。また、妊娠後期に上昇し、出産前には、2倍にまで上昇します。

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検査項目

回答番号:CI019

ご質問内容

総コレステロールとは?

当院からの回答

コレステロールが多くなりすぎると、動脈の壁に沈着して、動脈硬化を引き起こし、高血圧や心筋梗塞、脳卒中の原因になります。しかし、コレステロールは、かだらの細胞1つひとつを包んでいる細胞膜の構成に欠かすことができず、また、ホルモンや脂肪の消化を助ける胆汁酸の材料にもなります。したがって、多すぎず、少なすぎず、ほどほどに保つのが良いわけです。コレステロールは食べものから取る以外に、肝臓でもつくられるため、肝硬変などで肝細胞が破壊されるとコレステロール値は低下します。高値を示す病気として、高脂血症、動脈硬化症、糖尿病、ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下症などがあり、低値を示す病気として、肝硬変、劇症肝炎、甲状腺機能亢進症などがあります。

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検査項目

回答番号:CI020

ご質問内容

LDLコレステロールとは?

当院からの回答

LDLコレステロールは、コレステロールを血管壁に蓄積させ、動脈硬化の直接の原因となるので、「悪玉コレステロール」とも呼ばれています。この検査により、動脈硬化の進行を推測することができます。中性脂肪と同様に食後は上昇しますので、正しい測定のために、前日の決められた時刻以以降の食事は取らないようにしましょう。高値を示す病気としては、アルコール・糖分・脂肪の摂取過剰、高脂血症、糖尿病、肥満症、脂肪肝、甲状腺機能低下症などがあり、低値を示す病気には、肝臓病、甲状腺機能亢進症などがあります。

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検査項目

回答番号:CI021

ご質問内容

HDLコレステロールとは?

当院からの回答

HDLコレステロールは、血管壁に付着した余分なコレステロールを回収して肝臓に運び戻します。動脈硬化を防ぐ働きをすることから、「善玉コレステロール」と呼ばれています。HDLコレステロールは、喫煙、運動不足、肥満などが原因で低くなり、動脈硬化の原因になります。低値を示す病気としては、動脈硬化症、高脂血症、糖尿病、肝硬変、狭心症、心筋梗塞などがあります。

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検査項目

回答番号:CI022

ご質問内容

中性脂肪とは?

当院からの回答

中性脂肪は、エネルギー源として肝臓で作られ、利用される脂肪の一種です。余分なエネルギーは、ほとんど中性脂肪の形で蓄えられ、エネルギーが不足したときに利用されます。しかし、蓄えが多くなりすぎると、脂肪肝や肥満の原因となります。肥満になると、脂肪組織から中性脂肪が放出され、血中の中性脂肪が増加し、動脈硬化などの原因になります。また、中性脂肪が増えると、善玉(HDL)コレステロールが低下します。中性脂肪の値は、食後に上昇するので、検査は朝食を抜くか、空腹時に行うのが原則です。中性脂肪が高値となる病気としては、アルコール・糖分・脂肪の過剰摂取、高脂血症、糖尿病、肥満症、脂肪肝、甲状腺機能低下症などがあり、低値となるものには、肝臓病、甲状腺機能亢進症などがあります。

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検査項目

回答番号:CI023

ご質問内容

尿酸とは?

当院からの回答

尿酸は、細胞の成分であるプリン体が分解してできた老廃物で、血液中の濃度が高くなると、溶けきれなくなって結晶化します。尿酸の結晶は、間接にたまり、尿酸値が高い状態が続くと、平均して5~10年で痛風発作を起こします。発作は、関節に突然おこる激痛と赤い腫れで、約7割が足の親指に現れます。痛みは1週間ほどで治りますが、放置していると発作の頻度が高くなっていき、また、血管や腎臓に悪い影響を及ぼします。高値を示す病気として、痛風、高血圧、心不全、腎炎、白血病などがあります。

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検査項目

回答番号:CI024

ご質問内容

尿素窒素(BUN)とは?

当院からの回答

尿素窒素はエネルギー源となる蛋白質が分解されるときにできる老廃物で、大部分は尿中に排泄されます。腎機能が低下して排泄量が減少すると、血中の尿素窒素をうまくろ過することができないため、量が多くなります。高値を示す病気として、急性腎炎、慢性腎炎、腎盂腎炎、腎硬化症、尿路結石、尿路の悪性腫瘍などがあり、低値を示すものとして、肝硬変、劇症肝炎などがあります。

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検査項目

回答番号:CI025

ご質問内容

クレアチニンとは?

当院からの回答

クレアチニンは、尿素窒素(BUN)と同様、老廃物の一種です。腎臓が正常に働いているときは、尿中に排泄されますが、腎機能が低下して、排泄量が減少すると、血液中に増えてきます。食事や尿量の影響を受けにくいため、腎臓の機能を調べるのに有効な検査です。高値を示す病気として、糸球体腎炎、間質性腎炎、腎不全、尿管閉塞などがあり、低値を示すものとして、筋ジストロフィーがあります。

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検査項目

回答番号:CI026

ご質問内容

血糖とは?

当院からの回答

血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖のことです。食事に含まれる糖質は、消化管でブドウ糖に分解されて血液中に入り、血糖値が上がると、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げるように作用します。ところが、糖尿病になると、インスリンの不足や作用が足りなくなることで、血糖値は高いままになってしまいます。高値を示す微病気としては、糖尿病、すい炎、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、慢性肝炎、肝硬変などがあり、低値を示すものとしては、インスリノーマ、インスリンの過剰投与、劇症肝炎などがあります。

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検査項目

回答番号:CI027

ご質問内容

ヘモグロビン・エイワンシー(HbA1c)とは?

当院からの回答

赤血球の中に含まれるヘモグロビンが、ブドウ糖と結合したものをヘモグロビン・エイワンシー(HbA1c)といいます。ヘモグロビン全体の中にHbA1cがどれくらい含まれているかを調べることで、血糖検査だけではわからない過去1~2ヶ月にわたる血糖コントロールの状態を推測できます。そのため、糖尿病の確定診断の指標となったり、病気の経過を観察するのに役立ちます。

合併症予防の観点から、HbA1c(NGSP)の目標値は7.0%未満が推奨されています。

  6.0%未満  血糖正常化を目指す際の目標
  7.0%未満  合併症予防のための目標
  8.0%未満  治療強化が困難な際の目標

治療目標は、年齢、罹病期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して、個別に設定いたします。

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検査項目

回答番号:CI028

ご質問内容

尿検査とは?

当院からの回答

尿の中に過剰な蛋白や糖などの成分が出ていないかを調べます。この検査で、尿の通り道で炎症や出血が起きていないか、腎臓の働きの良し悪しなどがわかります。

 

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